作詞家 増田貴久はいいぞ
私はまっすーが大好きだ。ビジュアル、歌声、性格、ダンス…などなど、まっすーの好きなところを挙げたらキリがないが、私がまっすーを好きな理由のうちかなり上位にランクインするのはまっすーのクリエイターとしての面である。
クリエイターとしてのまっすーは衣装のデザインをはじめ、コンサートの演出、グッズの考案などの活動をしている。衣装のデザイン活動においては、装苑というかなり専門的な雑誌に特集されるほどで、担当としては誇らしい限りである。まじで。最近ではNEWSICALでまた才能発揮してたね!!!!まっすーが天才なこと、世間にバレちゃったな~~!!!あーまっすー天才…と天を仰ぐほかにない。
だが、ここではクリエイター・増田貴久の作詞活動について考えていきたい。
何を隠そう、私はまっすーの詞が大好きなのである。
まっすーが作詞をしている曲はそれほど数はない。NEWSとして、テゴマスとして、といった形がほとんどである。でもこの数少ない作詞まっすーの詞がとんでもなく好きなのだ。そこで、今回は
・チキンボーヤ(テゴマス/作詞 増田貴久)
・Share(NEWS/作詞 NEWS)
・アイノナカデ(テゴマス/作詞 テゴマス)
・月の友達(テゴマス/作詞 増田貴久)
・愛言葉(NEWS/作詞 NEWS)
の5曲からなぜこんなにますだリリックの特徴を自分なりに考えてみた。
(※Share、アイノナカデ、愛言葉はまっすー作詞の部分より)
1,語尾
ますだリリックでは、呼びかけの語尾がよく使われる。例として
・あなたの声をまた聞かせてね (Share)
・1度だって嫌なんだよ (アイノナカデ)
・あの話をまた聞かせてよ (愛言葉)
が挙げられる。
思えばまっすーは話し言葉でもよく「~ね」とか「~よ」といった呼びかけの語尾を使っていると思う。このような語尾を用いることで、語りかけてくれているような、優しくて、柔らかい印象を与える効果がある。ますだリリックは聞き手に柔らかく語りかけ、心の中にすっと入ってくる感じがするのだ。妙な安心感の正体はこれだ……!!!
2.擬音・擬態語
・ふぅー
・ぎゅっと抱きしめ (チキンボーヤ)
・目にほらホコリがボワっと
・1.2のピョンッとひとっとびさ (月の友達)
などなど…、ますだリリックには擬音・擬態語が多く用いられている。
擬音・擬態語の効果には、聞き手にイメージをしやすくさせるということがある。まっすーが織りなす世界へずっぽりハマりやすくなるのだ。怖い。さすがとしか言えない。気づいたらもう、まっすーランドですよ、どうします奥さん?
3.センスのある言葉
まっすーがセンスの塊なことは周知の事実だけど、それは言葉選びにも言えるんだね!!!!!さすがまっすー!!!すき!!!!(モンペ)
・嬉しい気持ちもバレバレ 今日もハシャギすぎちゃってヤレヤレ(Share)
・世界一周軽々 お前の元へカンガルー
・いつも光照らすから まぶしくってサングラス
・そうドリームはジャンボがいいじゃん (月の友達)
これらは全て韻を踏んでいる歌詞である。押韻には、そのワードを覚えやすく、口ずさみやすくする効果がある。ダジャレの好きなまっすーからこのようなアイディアが生まれるのは納得だ。まっすーの歌詞にはまっすーの笑顔同様、親しみやすさでいっぱいなのである。
ただ歩くセンスこと(聞いたことない)増田貴久の歌詞がすごいのはこれだけではない。
・ツキアッテ(月の友達)
これはご存知、月の友達のサビ前の歌詞である。まっすーによるとこの「ツキアッテ」には
①月まで付き合って
②お餅突き合って
③大きな夢に付き合って
④俺と付き合って
の4つの意味が込められているらしい。
天才か?
まずひとつのワードに4つも引き出しがあるのがすごい。これもダジャレ好きによるのかな?私はまっすーと餅が突きてぇ……!!!!!!!
さらに、
・俺のとこに恋(月の友達)
この恋には、①恋、②来い が掛けられている。すき ぜひお供させてください
これらはますだリリックに組み込まれた掛詞である。ひとつの言葉に色んな意味を込める、そんなまっすーの遊び心が大好きだ。
さらに私が好きなのは次のような歌詞である。
・ぱちぱちトレビアン (月の友達)
・右肩にナス (SUPERMAN)
一見するとはぁ?となりそうなこれらの歌詞がますだリリックを特徴するものだ。言っちゃえばよくわからないけど、なんだかカワイイ。したり顔のまっすーが思い浮かぶ、そんな歌詞ではないか。何でこんなワードが思い浮かぶのか不思議でならない。まじまっすーの脳内に住みたい。
そしてこれも見てほしい。
・耳を長くして待つ友のもとへ(月の友達)
耳…?なんで耳なの……??
>>>>>うさぎだ<<<<<
これほんとまっすーのかわいさ詰め込まれてませんか?私だけですか?これもドヤ顔のまっすーが思い浮かぶ。慣用句もちょっとアレンジしちゃうのがますだリリック。
そして、やはり極めつけはこれだろう。
・てずてってとって (愛言葉)
いや~~!天才!!!!!よっ!!!増田屋!!!!!!
この歌詞を聞いたのはNEWSを好きになる直前でした。(2015年ベスアかな?)聞いた時、まず は?と。何を歌ってるんだこの人たちは状態でしたよええ。
まさにまっすーからこのアイディアを聞いた時の小山さん状態。
放送後、気になったので てずてってとって 意味 と検索したところ、
「すげえ…!!」
まさにてずてってとっての意味を聞いたときの小山さん状態。(2回目)
アイディアマンのまっすーらしい歌詞です。これがふっと降りてくるって何????ほんとに天才では?????意味わからない歌詞を突きつけて、「てをひいてみて?」って。引いたら「ずっとっ 愛してる」って!!!!!!いや惚れてまうやろーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!!!!!
あとこの「ずっとっ」の最後の小さい「っ」。これが気になっていたまっすーは大サビの「届けっ 愛の言葉」にも小さい「っ」を付けました。それは「ずっとっ」の「っ」がひとりで寂しくないように。
か、かわいい…………………………………!!
なんですか?まっすーは愛とセンスで出来てるんですか??まっすーに心配される小さい「っ」に心の底からなりたい……。
- 愛、感謝の言葉
いやまだ書くか。書いていきますよ~~本当にますだリリックが大好きなんだ。
そもそもShareや愛言葉など、まっすーが作詞をする時はファンへの感謝ソングの時が多いので、ますだリリックにおける感謝の言葉を挙げていきたい。
・ありがとう ありがとう 大好き (チキンボーヤ)
・「ありがとう」 いつの日も感謝して (Share)
・届けっ 愛の言葉 (愛言葉)
これらはまっすーから発せられた愛、感謝の言葉だ。なんだろう、すごくストレート。まっすぐ。他の部分では一筋縄でいかないような歌詞を作るのに、こういうところはストレートに言ってくれるまっすーが大好きです。
・歩幅合わせて (チキンボーヤ)
・遠くで大きく見えた月もきっといつか届くはず (月の友達)
・同じ気持ちでいれたら (アイノナカデ)
これらの歌詞からは、聞き手と同じ目線に立ってくれているまっすーの思いが伝わってくる。まっすーが常に寄り添ってくれているような安心感。等身大の言葉、それもまっすーの愛なのかもしれない。
ますだリリックでは、まっすーはいつも同じ目線で私たちの隣にいてくれているようだ。まっすーのまっすーぐで等身大の愛で溢れた言葉は陽だまりのような心地良さがある。と!!思う!!!!!
てな感じで、作詞家増田貴久についてプレゼンしてみました!!異論は認めますがまっすーが天才ということに関しての異論は認めません!!!!!
NEWSのクリエイティブ担当、まっすーはやはりすごい。アイディア、センスに溢れている。
また、まっすー本来の優しさというのが言葉の端々に見えていて、あたたかい気持ちになる。
それでいて、まっすーのアイドルらしさ、かわいらしさを詰まっているのだからすごいとしか言いようがない。
まっすーの言葉はおもちゃ箱みたいである。語彙力がないなんて言われるまっすーだけど(それは認める)、作詞増田貴久の歌がもっともっと増えるといいなあ!!!!!!
つまり、まっすーの脳内に転居希望です。